研修医選考:医師の適正・資質(特にアート面)、グローバル面(多様な能力)に視点を置いた研修医の選抜。
初期研修教育:患者とのコミュニケーションも含めた診断の原点としての病歴・身体所見の徹底。アメリカUSMLE受験可能なレベルに教育。日本語・英語でのコミュニケーション。能動的学習(Active Learner)、自己学習(Self-learning)能力。サイエンスと同等に、生命倫理・臨床倫理などアート面の教育。
後期研修教育:臨床のプロ、ジェネラリストとしてスタンダードケア(標準的診療指針)のできる、独立して診療可能な能力の指導。他の医療専門職(看護師・薬剤師・栄養士など)とのチーム医療とそのリーダーシップ能力の指導。卒業生が有能な教育者にもなるよう指導。将来はアメリカACGMEにも認可されうる研修制度の達成。
臨床能力・相互学習指導を医学生・研修医に出来る教育者・指導医の育成と確保。
指導医も「医師は生涯学び続ける」という観点から、研修医とともに学習し、教育者としての能力を高める。それが可能な環境・システムをプログラム内に築く。
将来の日本の卒後臨床研修の手本Role Modelとなるプログラムの達成。(現行の他の研修プログラムとの協調・協力、例えば沖縄中部や聖路加・教育熱心な大学の研修との交じり合い):医学部学生の医学教育・研修の受け入れも行う。
グローバル(インターナショナル)に通用する研修医、医師の育成と教育体制の確立。研修医はアメリカレジデンシーに入れる能力を達成。
公衆衛生(Public Health)臨床疫学(Clinical Epidemiology)への理解を深め、グローバルに公衆衛生・臨床疫学に寄与できる能力を得る。グローバルな医師の育成は、英語能力と公衆衛生能力が基盤になる。
国際医療(Global Medicine)として、更なるアメリカ臨床留学と通しての国際交流に加え、ハワイ大・トーマスジェファーソン大の協力も活用し、国際クリニック・国際病院開設や、アジア諸国への医療・研修のリーダーシップなどを目指す。
まずは「研修教育」改革にプライオリティーを置くが、将来的には、臨床では最先端医療の充実や、臨床・教育と共に研究面での充実も図る。
入学時の多様な能力を伸ばし、卒業生は医学界内だけでなく医学界外にもオープンで、医療政策や医療行政、医療再生・発展に多角的・グローバルに貢献することを目指す。
病院としてはJCI(Joint Commission International)の認可、研修プログラムとしてはACGMEのガイドラインにそった研修(可能性があればACGMEの認可)を目指す。このことにより、日本での研修病院としてのRole Modelにしたい。日本の卒後臨床研修のスタンダード化のためのModel病院。これを通して、日本のどこに行っても独立して診療のできる医師を輩出する。
救急医療に関しては「24時間断らない体制」を北米式救急システムの導入で実施し、そのバックアップ(救急入院・救急処置/手術の24時間コンサルト)として、集中医療の充実とメジャーの科の指導医・研修医を確保する。 |