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〜歯科との深い絆〜
歯科医血脇守之助の支援
野口医学研究所英世博士の偉大な業績とその生涯を語る上で欠かせないのが、歯科医血脇守之助の存在です。会津若松の会洋医院で医学の基礎を学び、この頃に血脇守之助の知己を得ていた野口英世は、東京で実施される医術開業試験を受けるにあたり、彼が教師を勤めていた芝の高山歯科学院(現在の東京歯科大学)の学僕として住み込んで学業に励み、わずか1年で試験に合格。その後、高山歯科医学院の教師を経て順天堂医院、北里柴三郎の伝染病研究所などに勤務した後、米国フィラデルフィア・ペンシルベニア大学医学部のフレスキナー教授を頼りに渡米することとなるのですが、この間彼は野口に、就職の世話や学費の援助、生活費、遊興費から留学費用の捻出まで、ひとかたならぬ支援を行っています。
特に裕福なわけでもなかった彼は、留学費用を友人・知人に頼み込んで何とか借り集めますが、せっかくのそのお金を野口は、友人との送迎会の支払に使ってしまいます。普通ならここで絶交となるところですが、野口の天才を信じた彼は、今度は高利貸しから金を借りてまで留学を実現させたといいます。
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