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アラムナイ活動及び研修レポート

UHでの実習レポート

寺村 晋

 

以前から海外での医学留学に興味があった私ですが、なかなか積極的になれない自分がいました。5年生の夏前に米国に臨床留学の経験のある父から野口医学研究所の存在を教えてもらい、7月の三連休に勇気を出して医学交流セミナーに参加してみました。結果から言うとセミナーへの参加は本当に正解で、自分と同じく医学留学を目指す全国の学生と生活を共にすることで大きな刺激を受けました。その経験がとても有意義なものだったので、是非冬のセミナーにも参加して1週間の海外臨床研修プログラムに応募しようと思っていましたが、残念ながら自大学の海外研修の選考に落ちてしまい、何としてでも海外で医学を学んでみたいという思いが一層強くなってこのプログラムへの応募を決意しました。
今回の研修プログラムを通してわかったのは、日本の医学教育と米国の医学教育が根本的に違うということです。日本の医学教育も最近はより実践的な方向へ進んでおり、私の大学の臨床実習もより研修医に近い内容をやらせてもらえるようになっていますが、全体的に見てみるとまだまだ詰め込み教育という実態から抜け切れていない気がします。講義で一通りの知識を詰め込んで、国家試験合格を目指す教育。実習で病院に行っても見学するだけで何もやらせてもらえない。確かに一学生に様々な責任を負わせることができないのは事実ですが、身を持って体験することにより将来のためになる手技を身につけることができると思います。米国の医療とそのまま比べるのは無理がありますが、米国の医学教育では医師になる前に学生に様々な経験をさせます。今回1週間お世話になったJABSOMでも1、2年生の内から学生自身で考えるPBL教育、腹腔鏡手術やマネキンを用いた模擬診察など、将来の仕事に直結するような内容を教えていて、このような環境で勉強できるのは非常に羨ましいと感じました。また、3、4年生になると実際に病院で実習を行い、日本での初期研修医とほぼ同じ内容を行うらしく、医学教育の差をひしひしと感じました。日本の医学教育をそっくりそのまま米国と同じ方法にするのは無理ですが、少しでも近づけるように変えていってほしいと思いました。
また、今回は医学の勉強だけでなく、どのような医師になるべきかを町先生に教えていただきました。町先生の考える医師として必要な6つの能力(6 competencies)の講義にはとても刺激を受けました。今後の人生でも6competencies(Patient care、Medical knowledge、Practice-based learning and improvement、Interpersonal and communication skills、Professionalism、System-based practice)を忘れずに勉強していきたいと思います。
さらに、今回の研修で良かったのは、同じ目標を共有できる友人を得られたことです。全国の将来米国医学留学を目指す医学生が一同に集まり、1週間同じ教育を受けることは今後の人生でそうそうないことだと思います。様々な友人と会話することで、自分のモチベーションも高まり、より一層米国で医療をしてみたいという思いが強くなりました。今回出会った友人たちとは一生の友であり続けたいと思います。

 最後に、今回このような有意義なプログラムに派遣してくださった野口医学研究所の皆様、JABSOMのスタッフの方々、先生方に心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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