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アラムナイ活動及び研修レポート

TJUでの実習レポート

林高大

 私は3月25日から29日の5日間、野口医学研究所のトーマスジェファーソン大学でのプログラムに参加させていただきました。すばらしい先生、そして、非常に意識の高い学生とともに5日間過ごせたことが私にとって貴重な体験となりました。アメリカの医療の光と陰の両方の部分を見ることができ、そのいくつかの点について書かせて頂きたいと思います。
 私は3日目にトーマスジェファーソン大学の医学生とともに、Jeffhope という、主にホームレスの方々、そして、保険に入ってない方々に対して医学部の学生が診療し、治療方針まで決めるという、日本ではまず考えられないボランティア実習に参加させて頂きました。私自身、アメリカの医療とは日本より遥かに進歩しているというイメージがとても強かったのですが、思っていた以上に、医療の格差が激しく、ひとりひとりの入っている保険によって、治療方針が大きく異なることに気づかされました。そんななか、Jeffhopeにて私の日本人の友人たちが問診を行い、それに対する治療方針を医師の方々にプレゼンをしている一方で、私自身の医学的知識のなさ、そして、不十分な英語の能力のため、私は問診を行うことができませんでした。悔しさを感じるとともに、これからの課題が明らかになった日でもありました。
 また、アメリカの医学教育がより実践的であることに驚くばかりでした。特に、教育に対する医療機器の充実度が日本とは大きく異なりました。トーマスジェファーソン大学のSimulation center ひとつとって考えてみても、日本では考えられないほどの数の身体所見用の人形、そして、OSCEのために各部屋に設置されたカメラ、さらに、驚いたことに、訓練を受け、洗練されたSPの方々がいて、より実践的に患者さんを見るための訓練をアメリカの医学教育は目標としているものだと強く感じました。
 一方で、先ほども述べたように、格差社会を垣間みることが多くありました。そのため、日本の良さを感じる瞬間も多々あり、一概にもアメリカの医療が優れているものであるかは言えないのではないかと思います。ただ、そういったアメリカ社会での負の部分を踏まえて考えてみても、ぜひアメリカで働きたいと思う気持ちがいっそう強くなりました。
 一年前、Medical University of South Carolinaに大学の研究室間留学をしている際に、腎臓内科の先生に頼み、roundに参加させて頂くことができました。その際には先生方がほぼ何を言っているのかわからず、右往左往している状態でした。そのときに比べて、今回は以前より理解度があがり、少しはアメリカで働くことに対する自信を得ることができたのではないかと思います。
 今回出会った仲間とこれからもお互いを高め合い、そして、今回のトーマスジェファーソン大学での経験をもとに、自分の目標に邁進していきたいと思います。最後になりましたが、今回、アメリカでの活動を支えてくださった先生方、野口医学研究所の関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
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