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アラムナイ活動及び研修レポート

UHでの実習レポート

亀谷直輝


 

 今回、野口医学研究所から3月18日から22日の5日間University of Hawaiiにおける Clinical Reasoning Workshopに参加する機会を与えていただきました。参加者は野口医学研究所を通して参加している学生が8名、他の学生が23名でそのうち3名が韓国の学生でした。実際の病院での研修、見学はありませんでしたが、ハワイ大学の医学生の教育を行っている施設で学ぶことができました。
私は今まで日本で医学英語の勉強会に参加していただけで、今回のような海外研修は初めてでした。そのため英語が不十分であることに対する不安もありましたが、それ以上にアメリカでの実際の医学の現場を知ることができるという期待感がとても大きく楽しみにしていました。研修の内容は期待通りのものであり得られたものも多かったように感じられます。
プログラムの内容はclinical reasoningの学習が中心となっていましたが、症例に対するphysical examinationの仕方、マネキンに対して救急の現場における心肺蘇生法の学習、腹腔鏡、気管支鏡のヴァーチャル実習、模擬患者に対する問診・身体診察、禁煙の指導の仕方、悪い知らせの伝え方など多彩で非常に幅広く学ぶことができました。
Clinical reasoning learningは症例に対して何を聞くべきかということから始まり、鑑別診断として何を挙げるべきか、どのような検査をオーダーするべきかなどと一通り学ぶことができました。先生の説明はとても分かりやすく、学生も積極的に発言し、刺激的な参加型の講義でした。症例の学習の後はその症例に対する身体所見の取り方を学生同士で診察しあうことで学びました。
日本において私が経験した医学教育ではそれぞれの疾患に対する疫学、病態、治療法など疾患を中心として学習していき、一つの症例、症状に対して問診・身体所見を取り、鑑別診断を考えるといったトレーニングがほとんどありませんでした。しかし、ハワイ大学の学生は1、2年の間は今回私たちが体験したようなチュートリアル学習を中心に勉強するとのことでした。私は臨床医学の学習では症状から学習していくほうが実践的で実際の現場で役立つのではないかと思います。アメリカの医学教育の利点を実際に体験して感じることができたのは良い経験となりました。
今回の研修では実際の病院を訪れることはなかったためアメリカの医療の現場を知る機会はありませんでしたが、日米の教育の違いを感じることができました。また、1週間ともに勉強した仲間からは多くの刺激を受けました。大部分が4年生でしたが、学年の差を感じさせないほどにそれぞれが大きな目標と信念を持っており、交流することで自分自身の考えを深めることができました。このようなよい友人にめぐり合えたことを本当に嬉しく思います。
最後になりましたが、このような素晴らしい機会を提供してくださった町先生をはじめとする野口医学研究所の先生、スタッフの皆様、ハワイ大学の先生方に厚く御礼申し上げます。

 

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