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アラムナイ活動及び研修レポート

TJUでの実習レポート

山崎信太郎

  私は野口医学研究所主催のトーマスジェファーソン大学でのClinacal Skills Progarmに参加させて頂きました。今回、私にこのような貴重な機会を与えて下さり、野口医学研究所の方々、トーマスジェファーソン大学のスタッフの方々には大変感謝しております。私にとっては今回のProgramが初めての海外臨床留学となりました。英語力、医学知識ともに十分でない私ですがトーマスジェファーソン大学での1週間は非常に充実したものに出来たのは皆様の協力があったからです。本当に有難う御座いました。
 今回の実習スケジュールは、Emergency Medicine、Internal MedicineのInpatient round、Family MedicineとPediatricsのOutpatientsの見学、そしてSkills and Simulation Centerを見学、実習させて頂きました。
 Emergency Medicineではドクター、ナースの役割が明確に分担されており、それぞれが高度な仕事が行える環境であった。ドクターは雑務に時間を割かれる必要もなく診療に集中でき、ナースはトリアージなど自分の判断で行える仕事が多いことにより、互いに共存することで非常に高度な医療を効率的に行うことが可能になっていると感じた。ドクターは技術、知識に優れている事はもちろん、プレゼン能力が非常に高く、簡潔に適切な内容を伝えるようにトレーニングされていた。急患が搬送されてくると、緊張感が高まり、スタッフが連携して動く様は印象的であった。
 Internal Medicineでは入院患者の回診を見学したのだが、あまりのプレゼンのレベルの高さ、ディスカッションの質に圧倒されてしまった。レジデントは当然であるが、学生がきちんと患者を持ちプレゼンを行い、その後に指導医と十分にディスカッションを行う。学生はスタッフの一員として認められており、対等の目線で話し合いをしており、チームの一員として機能していた。
 Family Medicine、Pediatricsでは指導医に医学生がつく形で診療をしていた。対象となる患者は子供から高齢者まで非常に多種多様である。医学生はその日訪れる患者の約半数を受け持ち、問診、身体所見、治療プランをたてて指導医にプレゼンを行う。毎回のプレゼン後にはすぐさまフィードバックが行われ、その後に指導医による診察が行われる。教育において非常に贅沢な時間が流れていた。ドクターの診断能力は非常に高く、幅広い知識を兼ね備えていた。ERの緊張感溢れる雰囲気とは異なり、こちらは非常に優しい雰囲気であった。
 今回の実習で最も印象的で長い時間を過ごしたのがMajdan先生によるSkills and Simulation Centerでの実習である。この施設は非常に立派な施設であり、聴診、採血、ABG、腰椎穿刺、CV、腹腔鏡、ER、オスキーを実習させてもらった。他にも病室やオペ室まで揃っていた。Majdan先生は素晴らしいドクターであると同時に人格者であり、彼と出会えたことは非常に意義深いものであった。彼のレクチャーはどれも非常にわかり易く素晴らしかったが、それ以上に彼の医療に対する考え方や患者に対する姿勢には感動した。患者に優しく寄り添い、話しかける姿はまさに理想の医師像であった。
今まで想像でしかなかった米国の医療を体験することが出来たことが今回の実習で最大の収穫である。もちろん1週間という短い時間で全てを理解できるわけではないが、それでも今回の実習を通してずっと憧れていた米国の医療が自分の期待以上のものであると感じ、改めて米国で医師として働きたいという目標が明確になった。
最後に現地でも大変お世話になった浅野先生、掛橋さん、杉田さん、野口医学研究所の皆様、トーマスジェファーソン大学の皆様、本当に有難う御座いました。

 

 

津田武先生からのコメント

 

 

この一週間で非常に実り多い経験をしたことを知り、とても嬉しく思います。今回の研修の中でDr. Majdanというひとりの「人間」と知り合ったことは非常に大きな収穫だと思います。この研修の中で私が一番大切だと思うのは、人と人との出会いだと信じています。ひとつの経験が、自分のキャリアの道標milestoneとして役立つか、あるいは過去の思い出として静かに収まってしまうかの違いは、実に「誰」と出会うか、という点にかかっています。どんな医師でも(私も含め)、若い学生や研修医がすばらしい医師として成長してゆくことを願っています。この研修プログラムは、これに参加する全ての人たちのために存在するものなのです。これからも、自分の夢を大切に地道に努力を続けて下さい。
津田 武

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