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アラムナイ活動及び研修レポート

TJUでの実習レポート

重松万里恵

 2011年3月18日から3月25日まで、米国トーマスジェッファーソン大学にてクリニカルスキルスプログラムに参加させていただきました。一週間のプログラムを通じ、非常に多くの貴重な体験をすることができました。その中でも特に印象に残った三点について述べたいと思います。
まずは、TJUの医学生が医療チームの中で重要な役割を果たしていたという点です。彼らは患者さんの治療にチームの一員として参加していました。つまり病歴をとり、身体診察をし、上級医にプレゼンし、治療計画を立て、それについて上級医の先生方からフィードバックをもらいます。日本の医学生は5年生、6年生であっても、ただ先生の後をついて回るだけというのがほとんどです。実際、医学生として自分が患者さんの治療に関わることで、医学について、患者さんの治療について、より深く学ぶことができると思います。
二つ目は、クリニカルスキルスセンターについて、医学生や研修医はとてもよく利用しているようでした。センター内には、静脈採血、動脈採血、CVライン、腰椎穿刺、NBチューブ、心音聴診を練習するためのマネキンが多数ありました。私の大学にもクリニカルスキルスセンターはありますが、オペ室などはなく、何よりもTJUの学生やドクターが使っているほど私たちは頻繁に使っていないため、有効活用することの必要性を感じました。
最後に日本とアメリカの医療システムの違い、とりわけ経済学的な観点からの違いです。研修中、ドクターが患者さんに、「どの保険に入っていますか?」と聞いている場面に何度も遭遇しました。日本では見る機会のない場面に驚いたと同時に、限られた医療資源の中でできる限りの医療をしようとされているドクターの姿が印象的でした。日米ともに医療改革が叫ばれる中で、米国の医療システムとその問題点を学ぶことは非常に有意義であったと思います。
以上述べてきた三点について、今まで聞いたり本で読んだりしたことはありましたが、実際に自分で体験する機会はありませんでした。今回のプログラムに参加したことで自分の目で見て聞いて、肌で感じることができたことは非常に貴重な経験となりました。プログラムを終えて、以前よりアメリカ臨床留学に対しよりモチベーションが高まり、ぜひ今度はエクスターンシップで、再びトーマスジェファーソン大学に行きたいと思いました。
最後になりますが、このような機会を与えて下さった浅野先生を始めとする野口医学研究所の皆様、現地スタッフの皆様のおかげで無事研修を終えることができました。ありがとうございました。

 

 

津田武先生からのコメント

 

 

一週間という短い研修期間の中でしたが、「百聞は一見に如かず」、実際アメリカの医科大学での教育現場の生で経験したことは、自分の将来の医師像や今後の日本の医療のあるべき姿を考える上で貴重な経験になったと思います。シミュレーションは医学教育における新しいアプローチで、医学生や研修医が実際の患者に手技を実際に適用する前の練習として役だっています。シミュレーションは、単に設備だけでなく、そこにマネキンを介した様々な人間同志の「交流communication」があったと思います。それは、どうだったでしょうか?またここで知り合った仲間たちとは、是非とも長い付き合いをしていかれることを望みます。
津田 武

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