Change ! Yes, We Can !
今日、2008年11月4日、様々な問題を抱え苦悩するアメリカ、それに対し改革Changeを掲げ、新大統領Obama氏が選出されました。
同日、真夜中近く、長時間の緊急手術が終わって疲労感。もうすぐに帰ろうか。。。いや待てよ、昼過ぎにICUの患者さんの状態が悪くなっていたな。レジデントに任せればいいか。。。明日の朝でいいか。。。そのとき頭をよぎったのが、
Treat your patients as you would want your own family members to be treated.
Every clinical opportunity is a teachable and learning moment.Every patient is your best teacher.
そう、手術を一緒にしたレジデントと学生と15分でも、あの患者さんを診に行こう。患者さんの診療に最善をつくすために、レジデント・学生とディスカッションし教育するために。
# 医師・医療者として 「患者さんのため、国民のため」!!!
# 指導医・教育者として
「将来を担う医師・医療者のために」!!!
これが私の医師としての初心であり、指導医を志したときの信念であり、同時に野口理事長としての基本です。これは、あたりまえのことなのですが、忙しさに追われる日々、時として難しいこともあります。
野口医学研究所のアラムナイメンバーに誘われたのが、ちょうど20年前のフィラデルフィア。外科臨床研修の多忙な中、野口医学研究所とは何なのかよく判らない状況でした(外科研修医は身体を動かせばいい、頭は使わなくていい、ということで思考能力欠如だったのでしょう)。ただ「日本の医学教育・研修の改革のために、日米医学交流を通じて日本の若い医療者のアメリカ研修をサポートする」という主旨に賛同し、メンバーにさせていただきました。そのすでに5年前から、浅野氏をはじめとする野口創設者の改革に向けての苦労が始まっていたとは知る由もありませんでした。私が野口の活動に実際参加しだしたのは、研修を終え、1995年にハワイ大に指導医として移ってからです。そして数年前に野口の理事にさせていただいた頃から、将来の自分のゴールを「教育」に向けました。
野口創設25周年、この記念すべき時に、新理事長を拝命いたしました。25年間、多くの方々のボランティア的サポートに支えられ、ゴネラ先生・イズツ先生らトーマスジェファーソン大・ハワイ大の協力を得、特に浅野氏と彼を取り巻くスタッフの努力で野口はそのアイデンテティーを確立しています。多くの困難を乗り越えてきたのも、野口から巣立った何百人という若い医療者の活躍と成長が、野口関係者の努力の原動力になったからでしょう。
次の四半世紀、野口は更なる飛躍に向けて前進します。現在までの野口の歴史を踏まえ、その長所と強み(これはまさに野口の人材です)を伸ばしつつ、新たな組織改革をします。医学交流のほか、日本国内での医学教育、学術・研究・広報、メディカルスクール・新企画などの委員会を立ち上げ、それぞれの分野に日米の医学・医療経験者・アラムナイメンバーに参加・協力をお願いします。グローバルにそして広く外にオープンにコラボレーションも行いたいです。そのために、医師・医療者だけでなく多くの分野の方々の賛同、協力、サポートをお願いしたいと思います。組織が大きくなり多くの方々が関与してくるとコンフリクトも生ずることもあるでしょうが、常に野口の原点でもある「将来を担う医師・医療者のために」に戻り、野口の発展、更には日本の医療・教育の改善に、皆さんと歩んでいきたいと思います。
My Noguchi members/friends and residents/students:
Ask not Noguchi can do for you, but ask what you can to for Noguchi, for future physicians/healthcare providers and eventually for patients/people.
今、崩壊・危機などとささやかれている日本の医療、様々な問題を抱える医学教育・卒後研修、それに対して野口医学は何かできるか? 我々は改革ができるか?
Change ! Yes, We Can !
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