野口英世博士は、日本が生んだ多くの医学者の中で、その研究態度とそれから生まれた研究業績は最高に位置づけられることは、明らかです。
その野口博士の業績を偲んで米国の建国の古都フィラデルフィアに米国財団法人野口医学研究所が発足したのは、1983年の6月のことでした。
そして1988年7月には、東京にこの財団の日本本部が開設されました。
この野口医学研究所が創立されてから、今年は25年が経過し、その間の活動が書かれた野口医学研究所創立25周年記念誌がここに出版されるに至ったことはご同慶のいたりです。
日米戦争は進歩した米国医学はいろいろのチャンネルを通して日本に紹介されましたが、本財団は日本の若き待望をもつ医師のための米国留学や米国における医療の前線でも研修が受けられるためのいろいろの機会を提供して参りました。
ただ医学の研究だけでなく、21世紀のよき医師または教育者、研究家としての基礎となる機会を多くの若人に提供してきたのであります。
25周年の歴史の上にさらに積み上げられるプログラムの実行がこれを受けるもののためだけでなく、日米の友好関係にも資することを私は期待し、祝辞とします。
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